今回はTrapcode Particularを使ってリアルな煙を作成してみましょう。
タバコの煙や湯気等を再現するのに役立つかと思います。
ミサイルや煙突の煙を作りたい方はこちらをご覧ください。
Trapcode Particularでモコモコした煙を作ってみる
※Trapcode Particularは標準のAfter Effectsには含まれていないプラグインです。
まずは平面を作成し、Trapcode Particularを適用して下さい。
そしたら、以下のようにパーティクルが上方に流されるよう設定します。
EmitterのVelocityを0にし、代わりにWindでパーティクルを移動させることで煙を再現します。
このままでは到底煙には見えません。
通常、煙は左右に揺れつつ上に昇っていきますよね。
それを再現しましょう。
煙は時間の経過と共に広がり、薄くなっていきます。
ここではこの条件を設定します。
右のテンプレートをクリックして設定してしまいましょう。
よりリアリティを追求したい方は、マウスでグラフを描画するとよいかと思います。
かなり煙らしくなってきました。
更に別のタイプの煙を追加して、Particularらしさをごまかしていきましょう。
クッキリとした煙を追加したかった為、先程とはパーティクルの種類も変更しました。
あとは煙を適当に重ねます。
エコーエフェクトを使えば、煙を時間をずらして重ねることができます。
仕上げにグローとモーションブラーでもかけておきましょう。
グローは強度に注意してください。
本来パーティクルで表現すべき部分ですので、加減を誤ればわざとらしい煙になります。
お疲れ様でした。