マスクをかけてみよう

今回は、マスクに関する基礎知識と、それを用いた捜索動画の作り方を紹介します。

マスクとは、レイヤーの一部を表示し、それ以外を非表示にするものです。
マスクを使うことを、「マスクをかける」と言ったりします。
STEP 1

まずは、背景画像をコンポジションに読み込んで下さい。

次に、捜索の対象物をそのコンポジションに読み込み、好きな位置に配置して下さい。
※特に無ければ、テキストレイヤーを作成し好きな文字を入力して下さい。

STEP 2: 黒平面の作成

では、マスクを使ったスポットライトを作成していきましょう。

まずは、背景が黒の平面を作成して下さい。これが暗闇代わりとなります。
次に、そのレイヤーの「スケール」プロパティを300に変更して下さい。

STEP 3: マスクの適用

そしたら、いよいよマスクをかけていきましょう。

まずは、以下の○中を長押しし、「楕円形ツール」を選択して下さい。

次に、コンポジションパネル上でShiftキーを押したままマウスをドラッグ&ドロップをして、好きなサイズのマスクをかけて下さい。

Shiftキーを押したまま、拡大(縮小)すると、そのままの縦横比で拡大されます。
これがわかればあの面倒な作業も…?Shiftキーの更なる使い方

すると、マスクの外側の黒平面は表示されなくなります。
しかし、今回マスクをかけたいのはその外側の部分ですので、これではいけません。

以下の方法で反転させましょう。
黒の背景色の平面の「マスク」>「マスク1」の「反転」を選択

更に、このままでは不自然なので境界部分をぼかしましょう。
黒の背景色の平面の「マスク」>「マスク1」>「マスクの境界のぼかし」を 5.0 に

これで、スポットライトが当たっているかのように見えるようになりました。

STEP 3

後は、この平面の「位置」プロパティに適当にちらつかせた後、対象物を映すようにキーフレームを打って下さい。

これで完成です。

Related Post