湯気も作れる?Trapcode Particularを使った超リアルな煙の作り方
2016/12/2|
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今回はTrapcode Particularを使ってリアルな煙を作成してみましょう。
タバコの煙や湯気等を再現するのに役立つかと思います。
ミサイルや煙突の煙を作りたい方はこちらをご覧ください。
Trapcode Particularでモコモコした煙を作ってみる
※Trapcode Particularは標準のAfter Effectsには含まれていないプラグインです。
STEP 1: 煙のベースを作成
まずは平面を作成し、Trapcode Particularを適用して下さい。
そしたら、以下のようにパーティクルが上方に流されるよう設定します。
EmitterのVelocityを0にし、代わりにWindでパーティクルを移動させることで煙を再現します。
STEP 2: 乱流で煙を揺らす
このままでは到底煙には見えません。
通常、煙は左右に揺れつつ上に昇っていきますよね。
それを再現しましょう。
STEP 3: パーティクルの微調整
煙は時間の経過と共に広がり、薄くなっていきます。
ここではこの条件を設定します。
右のテンプレートをクリックして設定してしまいましょう。
よりリアリティを追求したい方は、マウスでグラフを描画するとよいかと思います。
STEP 4: クッキリした煙を追加
かなり煙らしくなってきました。
更に別のタイプの煙を追加して、Particularらしさをごまかしていきましょう。
クッキリとした煙を追加したかった為、先程とはパーティクルの種類も変更しました。
STEP 5: 煙の複製
あとは煙を適当に重ねます。
エコーエフェクトを使えば、煙を時間をずらして重ねることができます。
STEP 6: 仕上げ
仕上げにグローとモーションブラーでもかけておきましょう。
グローは強度に注意してください。
本来パーティクルで表現すべき部分ですので、加減を誤ればわざとらしい煙になります。
お疲れ様でした。